1. はじめに
「ダイエットを頑張っているのに、なかなか痩せない…」 そんな経験はありませんか?
実は、多くの人が知らないうちに間違ったダイエット方法を実践していることが原因かもしれません。間違った方法を続けてしまうと、効果が出ないだけでなく、リバウンドや健康を損なうリスクもあります。
そこで今回は、ダイエット初心者が陥りがちな「よくある間違い」を5つ紹介し、正しい方法を解説します。
2. よくある間違い5選と正しい対策
① 「とにかく食べなければ痩せる!」はNG
「食べなければ痩せる」と思って、極端に食事を減らしていませんか? 確かにカロリーを大幅に減らせば体重は落ちるかもしれません。しかし、これはリバウンドしやすい危険な方法です。
なぜ危険なのか?
- 筋肉量が減り、基礎代謝が低下する。
- 栄養不足になり、肌荒れや体調不良を引き起こす。
- 少し食べただけで太りやすい体質になってしまう。
極端な食事制限をすると体が飢餓状態と判断して消費エネルギーを減らそうと省エネモードに入ります。その結果、少し食べただけでもエネルギーとして消費せずにため込んでしまいます。
正しい方法
- PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物のバランス)を意識した食事をとる。
- 1日3食しっかり食べ、極端なカロリー制限はしない。
② 「有酸素運動だけすればOK!」の勘違い
「ランニングやウォーキングをたくさんすれば痩せる」と思っていませんか?
有酸素運動は脂肪燃焼に効果的ですが、筋トレをしないと筋肉が減って基礎代謝が低下し、太りやすい体になってしまいます。
正しい方法
- 筋トレと有酸素運動を組み合わせる。
- 初心者でもできるスクワットやプランクなどを取り入れる。
- 無理のない範囲で運動習慣をつける。
次の日に疲れが残るなど他の日常生活に支障をきたさない程度の運動を心がける。
早く痩せたいからと言って毎日、有酸素や筋トレを行うのもNGです!
③ 「短期間で結果を求めすぎる」
「1ヶ月で5kg痩せたい!」と無理な目標を立てていませんか?
急激なダイエットは体に大きな負担をかけ、リバウンドの原因になります。
正しい方法
- 1ヶ月に1〜2kg程度の減量を目安にする。(多くても3kgまでにしましょう)
- 続けられる食事と運動習慣を身につける。
- 毎日の小さな変化を大切にし、長期的な視点で取り組む。
↳しかし、体は日によって水分量が違うので体重がかなり上下します。
なので毎日体重計にのって一喜一憂するのはやめましょう。
④ 「脂質は完全カットすべき!」と思い込む
「脂質は太るから、一切摂らないほうがいい」と思っていませんか?
実は、脂質にも「良い脂質」と「悪い脂質」があります。
摂らないほうがいい脂質
- 揚げ物やスナック菓子に含まれるトランス脂肪酸
- ファストフードや加工食品の過剰な脂質
摂るべき良い脂質
- オリーブオイル・アボカド・ナッツ・青魚 など
- ホルモンバランスを整え、脂肪燃焼を助ける
正しい方法
- 良質な脂質を適度に摂取し、バランスの良い食事を心がける。
- 脂質を完全にカットするのではなく、摂る種類を意識する。
1日に40~50g程度の脂質は摂取したいですね。
⑤ 「水を飲まなくても問題ない」
「飲み物はコーヒーやお茶だけで大丈夫」と思っていませんか?
水分不足は、代謝の低下やむくみの原因になります。
正しい方法
- 1日 1.5L〜2L の水をこまめに飲む。
- 朝起きたらコップ1杯の水を飲む。
- 食事の前に水を飲むことで、食べ過ぎ防止にもなる。
水分をとることのメリットは代謝アップ&脂肪燃焼をサポートをする。
水を飲むことで血流が良くなり、基礎代謝が上がる。
3. まとめ
ダイエットでよくある間違いを避け、健康的に痩せるためには「正しい知識」と「継続」が大切です。
今回のポイントをおさらい
✅ 極端な食事制限はしない! → バランスよく食べることが大切。
✅ 有酸素運動だけに頼らない! → 筋トレも取り入れて基礎代謝UP。
✅ 短期間で無理に痩せようとしない! → 長期的な視点でダイエット。
✅ 脂質を完全にカットしない! → 良質な脂質を適度に摂る。
✅ 水分補給をしっかりと! → 代謝UP&むくみ予防。
ダイエットは「続けられること」が最も大切です。 無理せず、自分に合った方法で健康的に理想の体を目指しましょう!